ペット葬儀の流れと費用相場は?後悔しないお別れ方法を葬儀屋が解説

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現役葬儀屋のShinoyaです。

 

ペットは、単なる動物ではなく「大切な家族の一員」です。
そのため、愛するペットとの別れは非常に辛く、どう見送るべきか悩む方も多いでしょう。

「ペット葬儀はどのように進めるの?」
「信頼できる葬儀屋をどう選べばいいの?」
「費用はいくらかかるの?」

本記事では、ペット葬儀の流れ・費用・選び方・供養方法までを分かりやすく解説します。
悲しみの中でも、安心してペットを見送るための具体的な情報をお届けします。

ペット葬儀とは?その意義と種類

ペット葬儀の意義

ペット葬儀とは、亡くなったペットを心を込めて送り出すための儀式です。
葬儀を行うことで、飼い主が感謝の気持ちを形にし、心の整理をつけるきっかけにもなります。

筆者も13年間共に過ごした猫を亡くした際、丁寧に葬儀を行ったことで、
悲しみが少しずつ癒えていくのを感じました。

主な葬儀の形式

ペット葬儀には主に以下の3種類があります。

葬儀形式 内容 特徴 費用の目安
個別火葬 ペット1匹ずつ火葬 遺骨を返骨可能 20,000~60,000円
合同火葬 他のペットと一緒に火葬 返骨不可・費用が安い 10,000~30,000円
自宅葬 自宅でお別れ後、火葬業者に依頼 心のこもったセレモニーが可能 15,000円〜

ペット葬儀の基本的な流れ

ペットが亡くなった直後は悲しみで冷静な判断が難しくなりますが、
以下の手順を知っておくことで、スムーズに対応できます。

【ペット葬儀の流れ】

ステップ 内容
① 安置 体を清潔な布で包み、涼しい場所に安置する(夏場は保冷剤を使用)
② 葬儀屋への連絡 24時間対応の葬儀屋に電話し、引き取りや火葬の予約を行う
③ プラン決定 個別・合同火葬など希望の葬儀形式を選択
④ 火葬 指定日時に火葬を実施。立ち会い可能な業者もある
⑤ 納骨・供養 遺骨を返骨してもらうか、納骨堂や霊園に納める

夜間や休日に亡くなった場合でも、24時間対応のペット葬儀屋が増えており、安心して依頼できます。

ペット葬儀を選ぶ際のポイント

① 信頼性の高い葬儀屋を選ぶ

ペット葬儀では「どこに依頼するか」が非常に重要です。
口コミやレビュー、実績をチェックし、誠実な対応をしてくれる業者を選びましょう。

② 料金体系を明確に確認する

ペット葬儀の費用は「基本料金+オプション料金」で構成されています。

内容 一般的な相場 備考
小型犬・猫 20,000~40,000円 体重5kg未満
中型犬 40,000~60,000円 〜15kg前後
大型犬 60,000円〜 体重25kg以上
メモリアルグッズ 3,000円〜 写真立て・骨壺・遺影など

事前に見積もりを取り、追加費用の有無を確認しておくとトラブルを防げます。

③ サービス内容の充実度

火葬方法だけでなく、供養・返骨・お別れセレモニーなど、
心に寄り添ったサービスが提供されているかを確認しましょう。

ペットが亡くなったときの対応方法

① 冷静に安置する

ペットが亡くなった直後は動揺してしまいますが、
まずは体を清潔にし、安らかに安置することが大切です。

  • 清潔なタオルで体を拭く

  • 涼しい部屋または保冷剤で体を冷やす

  • お気に入りのタオルやベッドに寝かせる

② 手続きの確認

犬の場合は、自治体への死亡届が必要な場合があります。
保健所や役所の窓口で手続きを行いましょう。

ペット葬儀の料金とプラン比較

ペット葬儀の費用は、火葬の方法・ペットの大きさ・オプション内容によって変動します。

プラン名 内容 費用の目安
合同火葬プラン 他のペットと一緒に火葬、返骨なし 約10,000~25,000円
個別火葬プラン 1匹ずつ丁寧に火葬、返骨可能 約25,000~60,000円
立会い火葬プラン 飼い主が火葬に立ち会い可能 約35,000~70,000円
出張葬儀プラン 自宅まで出張し火葬 約30,000~65,000円



ペットロスを乗り越えるために

愛するペットを失う悲しみは、言葉にできません。
しかし、無理に感情を抑える必要はありません

ペットロスへの向き合い方

  • 涙を流すことを恐れない

  • 思い出を写真や日記に残す

  • 同じ経験をした人と話す

  • 新しい生活リズムを作る

筆者も猫を亡くして15年以上経ちますが、
いまでも仏壇の写真に話しかけ、感謝を伝えています。

写真付きの仏壇があることで、何年経っても変わらずそばにいてくれるような気がしています。


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ペットのメモリアルグッズ

ペットとの思い出を形にすることは、心の癒しにつながります。

以下は筆者が家族と一緒に選んだメモリアルグッズです。
色が選べるものもあり、種類が豊富です。
筆者の愛猫は白猫で(母が好きな有名キャラクターをイメージしてマリーと名付けました)ピンクのリボンの首輪を付けていたので、メモリアルグッズもピンクで統一しました。
ぜひ参考にしてくださいね。
一番のお気に入りは、以下のどんぐりのおりんです。
筆者の愛猫は、筆者がドングリを拾ってくるとよくじゃれて楽しそうにしていたので、見つけたときは迷わず選びました。
思い出に関連するものを並べるとより心が温まるのを感じますね。

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新しい供養の形:オンライン供養

最近では、インターネット上のメモリアルスペースを活用する方も増えています。
写真や思い出を家族と共有し、いつでもペットを偲ぶことができます。

自治体と民間ペット葬儀の違い

項目 自治体葬儀 民間葬儀
火葬方法 共同火葬(返骨不可) 個別火葬・立会い火葬可
費用 約3,000〜10,000円 約20,000〜70,000円
サービス内容 限定的 柔軟で心のこもった対応
供養・返骨 不可 可能(骨壺返却・納骨堂あり)

費用を抑えたいなら自治体葬儀、丁寧に見送りたいなら民間葬儀を選ぶのがおすすめです。

ペット葬儀で後悔しないための注意点

  1. 契約前に見積もりとサービス内容を明確に確認する

  2. 火葬後の遺骨の扱い(返骨・納骨)を事前に決めておく

  3. 証明書や領収書を必ず保管する

  4. 感情的にならず、冷静に判断する


まとめ|ペットとの最期を心を込めて

ペット葬儀は、「お別れの時間」だけでなく、「感謝を伝える儀式」です。

要点 内容
費用相場 20,000〜60,000円(犬・猫)
主な葬儀形式 個別火葬・合同火葬・出張火葬
供養方法 自宅供養・納骨堂・メモリアルグッズ
選び方のポイント 信頼性・料金の透明性・口コミ評価

大切な家族だからこそ、後悔しないお別れを選びましょう。
葬儀の準備や業者選びを早めに進めておくことで、
いざというときに心穏やかに見送ることができます。

💡 ペット葬儀を検討中の方へ
事前相談や見積もりを取るだけでも、心の準備が整います。
無理のない方法で、あなたの大切な家族を送り出しましょう。

ペット葬儀について不安なことはなんでもご質問ください【ペット葬儀110番】


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